6月15日、NASAのジェット推進研究所の発表によると、1977年に打ち上げられた「ボイジャー1号」がついに太陽系の最端部に近づいたようです。
地球から約178億キロ離れた場所を飛行中だということです。私が高校生の時に飛び立ち、35年間太陽系の姿を見続けたんですね。
今年の5月初旬ころから探査機周囲の宇宙線量が急増し始めたために太陽系の境界付近に到達したと明らかにしたもようです。もうすぐ太陽系を脱出するんですね。現在時速6万キロ超で太陽系外へ向けて飛行中のもようです。太陽系を脱出する最初の人工物になります。すごいですね。
ちなみにプルトニュームを使用した電源は2025年まで使用できるということです。そのあとはどこまでいくのでしょうね。あの「スタートレック」映画版第一作では、このボイジャーが外宇宙で機械生命体らしきものに助けられ「ヴィジャー」となって、自分の目の前にあるもののエネルギーを奪いながら地球へ帰ってくる話になっていました。23世紀にもし帰還してくるならばもっと優しい姿で帰ってきてほしいですね。
いってらっしゃーい「ボイジャー1号」