【2006年11月17日付け NASA Mission News】によると、
土星探査機カッシーニが、土星の南極に直径8千キロメートルの嵐を発見!!!
木星の大赤斑ほど大きくはないそうですが、渦の回転速度は猛スピードで時速550キロメートルで時計回りに渦を巻いているようです。(想像できません!)また、地球以外で観測された嵐としては初めて、中心に目が見つかったということです。
地球の直径の3分の2ほどもある土星の嵐。その中心には、台風に見られるような目がはっきりと存在しているということです。さぞ大きな目でしょうね。中心に目をもつ嵐が地球以外の惑星に見られたのは初めてのことです。びっくりすることは、動き回ることなく南極に張り付いているということ。誰もいないからいいようなもので、猛烈な世界が永遠に続いているのですから。洗濯機の中をずっと眺めていたことがあるので、タイマーが切れずにずっと回っているのかと想像すると目が回りそうです。
地球の台風の目に雲が存在しないのと同じように、土星の嵐の目からは大気の奥まで見通せるということらしいです。この嵐の目の中を今までにない深さが観測できるということを期待している科学者もいるそうです。なんかワクワクしてきます。無いと言われてきたものがあったりして…。